更新日:2021/1/27
ども!健康オタクのカンノです。
ぼくは生粋のニキビ肌でして、中学生の頃から現在にいたるまで10年ほどニキビに苦しんでおります。
で、これまでいろいろニキビ治療を試してきたわけですが、今回使ってみたのがティーツリーオイルというスキンケアアイテム。
なんでも科学的にもニキビに効くかも!というお墨付きがついたアイテムでして、ニキビっ子であり科学っ子でもあるぼくは「これは試さねば!(使命感)」と思ったわけです笑
、、、そしてこの記事を書いてる時点でティーツリーオイルを使用してから1ヵ月以上経ったので、効果のほどをレビューしてみようと思います。
先に結論から申しあげますと「ニキビには効く!でも劇的な効果じゃないので日常的なスキンケアとして使うとベスト!」という感じでしたので参考にどうぞ。
ぼくが試したのはこちらのティーツリーオイルバーム
さて、ぼくが使用していたのはティーツリーオイルを配合したバームでして、日本で言えばニベアとかオロナイン的な使い方をするスキンケアアイテムになります。
一説によるとティーツリーオイル(原液)にもニキビを治す効果があるようですが、ぼくが見た研究ではティーツリーオイルを配合したバームを使用していたのでこちらにしました。
また、研究結果について詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください。
記事の中でもぼくが試したのと同じアイテムが紹介されてましたよ。
参考:「肌荒れに超効く?と噂の「ティーツリーオイル」にはどこまで科学的な証拠があるのか? 」
ティーツリーオイルバームの中身や使用感
少しレビュー的なこともしておくと、ティーツリーオイルバームの中身はこんな感じでして、オロナインなどの軟膏に近い手触りでした。
また、容量は1個57gありまして、1ヵ月以上顔と全身に使っていたのですがクリームの減り具合からして3ヶ月くらい持ちそうです。(顔だけなら半年くらい持つかも)
また、クリームを手に付けると最初は固まってるのですが、手で伸ばすと溶けるので両手で馴染ませてから使うのがいいです。
、、、そして気をつけて欲しいのがティーツリーの独特な香りですね。
ぼくはもう慣れましたが最初はティーツリーの匂いがきつく感じるかもしれません。
もしかするとティーツリーの成分や香りが体に合わない!という場合もあるので、異変が起きたら使用を控えたほうがいいです。
(ぼくはかなりの敏感肌ですが、ティーツリーオイルは大丈夫だったのでよほど安心だと思いますが、、、)
ティーツリーオイルバームの使い方

ティーツリーオイルバームってどうやって使えばいいの?直接塗って大丈夫?
という方もいらっしゃると思うので、こちらにはぼくが実践していたティーツリーオイルバームの使い方を解説しておきます。
【ティーツリーオイルバームの使い方】
・洗顔後の乾いた肌にティーツリーオイルバームを豆1粒くらい手に取る(納豆の中粒くらい)
・手のひらにオイルを馴染ませたら、やさしく顔や体に塗る(目元や口元は避ける)
・その後に化粧水や乳液、保湿などのケアをして完了
※注意点・・・独特な香りがあるので不安な方は少量ずつ試したり、手の甲などに試し塗りするといいです
先ほども言いましたがティーツリーオイルの香りは癖があるので、我こそは敏感肌だ!という方は顔以外の箇所で少量ずつ試してみてください。
ティーツリーオイルバームを1ヶ月以上使ってみた結果
ティーツリーオイルバームを1ヶ月使ってみたわけですが、先に言うと「ニキビには効くけど劇的な効果はないよ!」という感じでした。
時系列順に説明するとティーツリーオイルを試して1週間くらいは特に変化はなく、強いて言えば肌が保湿されてるなぁくらいでした。(スキンケアとしても使えるので)
ですが2週間ほど続けると「あれ、なんか全体的にニキビの数が減ってない?」と気づく程度には変化がありました。
具体的にはおでこや顎のラインにあったニキビやニキビ予備軍が鳴りを潜めた感じですね。
そして1ヵ月ほど続けてみると「徐々にニキビができにくい肌に変わってきてるかも?」という変化がありました。
というのもぼくはティーツリーオイルを顔と全身に使ってるのですが、確実に肌触りがよくなってるんですよね。
また、鏡で見たときのニキビ割合も少しずつですが減っていました。
イメージとしては肌に蔓延していたニキビという火災が少しずつ収まっていく感じでしょうか笑
追記(2021/1/25)ティーツリーオイルバームを1年使ってみた結果

ティーツリーオイルバームを初めて使用してから1年以上が経ちました。
基本的には朝と夜の洗顔後にオイルを塗っていたのですが、具体的には以下のような変化を感じられましたね。
【ティーツリーオイルバームを1年使用した感想】
・敏感肌&乾燥・オイリー肌の自分でも問題なく使用できた
・肌の炎症やダメージが治まってニキビができにくくなった
・寒い季節に肌の乾燥を感じるのが少なくなった(これはワセリンを塗ってる効果もあると思いますが)
・肌質が以前よりもよくなった(滑らかな肌触り、きめが細かくなる)
・夏場はオイルが溶けて塗りやすくなります笑(冬場は白く固まる)
・ニキビ跡の改善にはそこまで役立たなかった
ティーツリーオイルバームをニキビ改善のために使用したい方がほとんどだと思いますが、ぼくの場合は効果ありでしたね。
これはオイルを使い始めて1ヶ月目にも感じたことでしたが、使う前よりも確実にニキビができにくくなったと思います。
ぼく自身いちばんニキビがひどいときは顔中にブツブツが湧いて絶望していたので、今の状態にはわりと満足しています(感謝)
また、もしかすると「ニキビ跡の改善にも使えるのでは?」と思われるかもしれませんが、ぼくの場合はそこまで効果はなかったかなと感じてます。
それもそのはずで、ニキビ跡の改善には色素沈着や肌の奥の修復が必須になるのでさすがにティーツリーオイルバームだけでは太刀打ちできないんですよね。
なのでこれからオイルを使われる方はあくまでもニキビ肌やダメージ肌の改善、肌の保湿などの効果を期待した方がいいかと思いますm(__)m
まとめ:ティーツリーオイルバームはニキビにじわじわ効いてくるぞ!
さて、ここまで紹介した変化はあくまで「ニキビが気になる本人から見た場合」なので、他人から見るとそこまで変化はないのかもしれません笑
ですが、ティーツリーオイルを続けていくと確実にニキビ肌が改善していくよなぁと思える効果があるので、ぼくは今後も続ける予定です。
というわけで、ティーツリーオイルでニキビがごっそり減る!みたいな劇的さはないものの、確実に肌をいい方向に導てくれると思いました。
しつこいニキビにお悩みの方やぼくのようにニキビ肌の方には効果がありそうなので、まずは試してみてはいかがでしょうか?
なお、ティーツリーオイルはAmazonでも買えますが、iHerbなどの個人輸入サイトを使うと安く手に入るので(半額くらい)よければお試しください。
おまけ:ニキビ肌のぼくが実際に試して効果のあった方法
今回紹介したティーツリーオイルバームはたしかにニキビに効くのですが、それだけではニキビ肌の改善には不十分と言えます。
というのも、ニキビの原因は生活習慣やストレスなど多岐にわたるので、どれだけティーツリーオイルが優れていても乱れた暮らしをしていればニキビすぐにできてしまうんですよね。
なのでここからはニキビ歴10年のぼくが実際に試したニキビ対策のなかで「これは効果があったな!」というものをレベル別に紹介していきます!
何もしなければニキビは消えませんが、少しずつ生活を変えることで確実に改善されると思いますのでぜひ参考にしてみてくださいm(__)m
① 乳製品を食べるのをやめる(効果:大)
牛乳やヨーグルトがニキビの原因に!!というのはニキビ体質の方にはなんとなく理解していただけるかと思います。
実際、ニキビの原因を研究した論文では「乳製品はニキビを増やすかもよ!」と言われてるんですよね。
というわけで、さっそくぼくも乳製品を一切口にしない生活を試したわけですが、1週間ほど経つとアゴや額の周りにできていたブツブツが引っ込んでいきました。
個人的にはかなりの変化だったので「やっぱり乳製品はニキビの種だったのか、、、」と衝撃をうけましたね。
なお、ぼくが食べるのを避けてる乳製品をこちらにまとめておくので試してみたい方はどうぞ。
【乳製品NGリスト】
・牛乳(低脂肪だろうとNG)
・ヨーグルト
・チーズ(好きでたまに食べちゃいますが笑)
・生クリームを使ったお菓子・洋菓子
・カフェオレなど乳を使った飲み物
② 加工食品、ファストフード、ジャンクフードを控える(効果:大)
これもイメージしやすいと思いますが、加工食品(お菓子など)やファストフード(ハンバーガーとか)はニキビとの相性最悪でございます。
というのもこれらの食品はカラダにダメージを与えて免疫力を弱めたり、皮脂の分泌を爆上げさせるんですよね。
となれば当然ニキビさんも「待ってました!」と言わんばかりにポコポコと沸き出てくるわけです(嫌だなぁ)
とはいえ、誰しも「今日はラーメンが食べたい!!」みたいな日があると思うので、なるべく加工食品やファストフードを避けるぐらいの意識でも効果があるかと。
また、どうしてもこれらの食品を食べたくなったときは「これからニキビに餌を与えるんだね?」と問いかけると食欲も減るかと思います笑
③ 腸内環境をひたすら整え続ける(効果:大~中)
腸内環境の善し悪しが人の免疫力や健康の大部分を占めているというのは近年の研究で発見されたこと。
なので必然的に腸内環境が悪ければ免疫力は落ち、カラダが不調になることでニキビ先輩も「おいっす!」と登場するわけです。
つまり肌と腸内環境は密接につながってるわけなんですね。
ではどうやったら腸内環境を整えられるのか?
こちらにぼくが実践してる腸内戦略を紹介するので、取り入れられそうなものから実践してみてください。
【腸内環境クエスト】
・発酵食品を食べる(納豆、キムチなど)・・発酵食品には良質な腸内細菌が含まれてます
・野菜をもりもり食べる・・野菜に含まれる食物繊維は腸内細菌のエサになります
・プロバイオティクスを常用する・・プロバイオティクスとは優秀な腸内細菌を詰めたカプセルのこと
・冷やご飯や冷めたイモ類を食べる・・ご飯などに含まれるでんぷんは一度冷やすと腸内環境を整える存在に進化する
腸内環境を整えたらニキビが減った!とまでは言えないものの、腸内を整えると風邪をひかなくなりますし、メンタルも安定してくるので結果的に肌にいい影響があると思われます。
また、前述したプロバイオティクスにはいろいろな種類が出てますので、気になる方はあれこれ試しながら自分にあったものを探してみるといいですよ。
④ 症状がひどい場合は皮膚科へGO(効果:大)
ニキビは尋常性ざ瘡というれっきとした皮膚病の1つなので、困ったら皮膚科に頼るのも手であります。
ぼくも何度かお世話になってますが、最近はニキビにガッツリ効果のある薬が処方できるようになったので顔の表面にできたニキビは薬でカバーできるかと。
ただし、あくまで皮膚科の薬は対処療法なので、ニキビを根本から治したい場合は生活習慣の改善が必須になります。
前述した食事改善なども本気でニキビを治すなら必須項目になるわけですな。
⑤ スキンケアはやっぱり大事(効果:中)
ニキビがひどいほど顔にはなにもつけたくないと思うかもしれませんが、最低限のスキンケアをしておくと悪化を防いでくれます。
とはいえニキビ肌の方はぼくを含め大半が敏感肌だと思うので、こちらにぼくが実践してるスキンケアの方法をまとめておきます。
一応、どれも科学的根拠や効果を実感してることなので参考にどうぞ。
【ニキビ肌向けのスキンケア】
・洗顔はお湯だけ、または無添加の石けんで軽く洗う
・スキンケアは洗顔や入浴後に※ワセリンを塗るだけ
・ニキビ肌が気になる場合は※ティーツリーオイルも塗る
・日差しが強い日は日焼け止めを塗る
※ワセリンとはアメリカの皮膚科学会も認める優秀なスキンケアアイテムでして、とにかく無駄なものが入ってないので皮膚が荒れにくく、保湿効果もバッチリなのでスキンケアはこれ1本でOKです。
そして今回紹介したティーツリーオイルは科学的に「ニキビ改善に効果があるぞ!」と言われてるアイテム。
ぼくも愛用してますが、多少クセのあるニオイなので実際に使ってみて効果があれば手持ちの武器に揃えておくといいかもです。
ちなみにぼくの場合はティーツリーオイルはわりと肌に合うようで、少しずつニキビができにくい肌になってきてますね。
⑥ ニキビや肌にはなるべく触らないようにする(効果:中~小)
意外と盲点かもですが、ニキビが気になるあまりに触ってしまうのはNGです。
勢いあまってつぶせばニキビ跡になりますし、手で触れれば細菌が皮膚を介してニキビを増やします。
個人的には「そうはいっても気になるよ!」という気持ちは痛いほどわかるのですが、ここはグッとこらえましょう。
あと、これは余談ですがきちんとスキンケアをすると「せっかく塗ったんだしあんまり顔を触りたくない」と思えるので、そういった意味でもスキンケアは重要かと。
はたして触らないことでどれだけ予防になるかは正直わかりませんが、少なくともニキビへのストレスは減った気がしてます。
⑦ 運動!!!(効果:中~小)
運動が健康にいいのはもはや周知の事実ですが、基本的に「健康にいいこと=ニキビにも効く」という考えでいいかと思います。
というわけでぼくも普段からウオーキングやサイクリングなどを日課にしてるのですが、なかなかいい感じです。
例えば運動することでストレス解消効果が得られたり、汗をかいて余計なものを体の外に出したりと、間接的にニキビの原因を排除してくれるんですよね。
ですが、注意して欲しいのが「ハードなトレーニングは逆に体を悪くする可能性がある」ということ。
長時間のランニングや運動のし過ぎはカラダにダメージを与えるので、なにごともほどほどが健康の秘訣なんでしょうね。
⑧ ニキビのことを気にしすぎない(効果:小)
ニキビに悩んでる方に「ニキビを気にしなければいいんだよ!」と言うのはカンタンですが、実践するのはわりとハード。
とはいえ、気にしないに越したことはないので一応紹介しておきます。
また、余談ですがぼくの場合はニキビを気にしてマスク生活をしたことがありますが、結果的に隠せば隠すほど余計に気になるという負のループになりました笑
なので、本人の気持ち次第ですが、なるべく自分の肌をみせたほうが後々のダメージが少なくなることもあります。
もちろん、見られたくないという気持ちもあると思うので、生活改善をしつつ余裕ができたらマスクを外すというパターンもありでしょう。
ニキビ治療とはつまるところ生活習慣の総入れ替え
あれこれとニキビに効いた治療法を紹介してきましたが、まとめると「自分の生活習慣を改善しようね!」ということになります。
なんとも平凡な結論ですが、ニキビって原因が多岐にわたる病気なので生活習慣を変えるのが確実なんですよね。
ぼく自身もまだ治療中なわけですが、紹介したことを暮らしに組み込むことでニキビ肌の改善を実感しております。
「なんで自分だけこんな肌なんだ!」と思いたくなる気持ちもよくわかりますが、いくら嘆いても現実は変わりません。
ですので、1つずつでもいいのであなたの生活習慣を変えてみてください。
もしかしたら健康な体とか医学知識とか新たな趣味とか、そういったおまけもついてくるかもしれませんよ笑
以上、【体験談】ニキビに効くと噂のティーツリーオイルバームを1ヶ月試してみたという話でした。
では~!!
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