ども!内向型ブロガーのカンノ(@kanno414)です。

複数の作業を同時にこなすマルチタスクがどうしてもできない、、、こんな自分は落ちこぼれなんだろうか?
こんな質問に答えますね。
【この記事の内容】
・内向型にマルチタスクが向いてない理由
・どうしても作業が多いなら「シングルタスク」を意識
・今すぐ実践できるシングルタスク講座
複数の作業を同時にこなすのが「マルチタスク」ですが、結論から言うとあなたが内向型ならそもそもマルチタスクは向いてません。
とはいえ、じゃあ自分はダメな奴なのか!と言われればそうでもないんです。
詳しくは記事で解説しますが、内向型の仕組みを理解できればこれまで以上に作業が捗るんですよ!
実際にぼくも普段の生活で意識してることなので、よければ参考にどうぞ。
そもそも内向型の脳にマルチタスクは向いてない
前提として内向型人間にはマルチタスクが向いてないんですよね。
というのも内向型の脳は刺激に対して敏感にできてまして、こうなると1つの刺激でも脳が反応します。
つまり内向型は刺激の数が多いほど脳が過剰に反応してしまうんですよ。
あなたもいろいろな問題を抱えすぎて「あ~もう無理!!」となったことはありませんか?
それは考えすぎるあなたの脳が頑張りすぎてオーバーヒートしてる状態なんです。
このオーバーヒートした状態が「マルチタスク」でして、こう考えると内向型にマルチタスクをやらせるのは火に油を注ぐようなもの。
具体例:受験や資格の勉強で考えてみた場合
もう少しマルチタスクの弊害を深堀していきます。
例えば受験や資格の勉強シーンで考えてみましょう。
勉強用の教材を机に並べ、好きな音楽を聴きながら勉強します。
机のまわりにはスマホや休憩用のお菓子を置いておいたとしましょう。
これだけなら勉強するときにありがちなシーンですよね。
ですが、このとき脳内はすでにマルチタスクでいっぱいなんです!
一番集中したいのは教材ですが、耳からはあなたの好きな音楽が流れていてつい耳に意識が流れる。
そして勉強中に目に入るスマホやお菓子の誘惑に勝てず、教材を見ながらスマホも見てお菓子も食べだしたらどうでしょう?
おそらく頭の中はぐちゃぐちゃで勉強どころではないと思います。
内向型人間はこれと同じことが日常で起きやすいので、マルチタスクは不向きなんですよね。
どうしても複数の作業をこなさないといけない場合はどうすればいいの?
とはいえ、どうしても複数の作業をこなさないといけない場面はあると思います。
特に仕事上では自分に多くのタスクが降りかかるので「もう無理!」となりますよね。
そんなときにぼくがおすすめするのが「シングルタスク」を意識するという方法です。
シングルタスクとはマルチタスクの対極にあるものでして、簡単に言うと「一度に1つのことしかしない」ってことです。
このシングルタスクを意識するだけでグッと脳への負担が減るんですよね。
タスクを細分化して1つずつこなす「シングルタスク」を意識する
ここでは簡単にシングルタスクの実践方法を紹介しておきましょう。
例えば旅行の計画を立てるとします。
そうなると旅行には目的地、観光場所、宿、荷物、交通手段、予算、誰と行くか?、何泊するか?
など、あらゆるタスクが出てきますよね。
ここで一度にすべてを決めようとすれば脳内は一気にマルチタスクとなり、すぐさまオーバーヒート状態です。
ですが、ここで「まずは目的地を決める」「次に宿をとる」「そのあと交通手段を考える」というようにタスクを細分化してみましょう。
すると同じ旅行の計画でも、タスクを細分化すればシングルタスクにできるんですよね。
こうなればしめたもの。あとは順番に1つずつ片づければストレスなく旅に行けます。

こんな感じで作業を細かく区切っておくと「シングルタスク」にできるんだよね
まとめ:内向型人間はマルチタスクが苦手なのでシングルタスクを意識すべし!

考えすぎる内向型はマルチタスクをやめてシングルタスクにしよう!
・内向型の脳はマルチタスクに不向き
・一度の多くの刺激を与えるとすぐに脳はオーバーヒート(例:勉強)
・どうしても複数の作業があるなら「シングルタスク」を意識しよう
・シングルタスクのコツは作業を細かく区切って、1つずつこなすこと
多くのことを同時にこなすのはかっこいい!!
みたいな風潮がありますが、内向型にマルチタスクはそもそも向いてないんですよね。
ですが、それ以上に内向型は高い集中力を持つことが多いですし、シングルタスクを意識すればその強みが活きます。
最近うまく集中できない。頭の中が混乱してる。
そんな人がいればマルチタスクになってないか?確認してみてください。
おまけ:今すぐ実践できる「シングルタスク入門講座」

マルチタスクに向いてないのはわかったけど、どうすればシングルタスクにできるの?
という人に向けて、ここからは今すぐ実践できる「シングルタスク講座」を勝手に開講します笑
本当にすぐできるのでよければやってみてください。
作業するときに視界に入るモノは最小限に
人の意識は目に入るだけで注意がそれてしまいます。
なので、1つのことに取り組むなら視界にはなるべく作業に必要なものだけにしておきましょう。
例えば勉強するなら机には参考書とノートとペンだけにしましょう。
マンガやゲームなどの誘惑するものは視界から外して、徹底的に意識を勉強に向けるんです。
最初は物足りなく感じるかもしれませんが、続けてるとだんだん勉強に集中してくるはずですよ。
もちろん勉強以外に職場のデスクや自宅のリビングなどでも応用できますよ。
要はあなたが今集中したいことだけを視界に入れるんです。
集中力を妨げるもの(スマホや娯楽)も視界から排除
現代人の集中力を奪っているのは圧倒的にスマホですよね。
ぼくも気がつけばスマホを触って、ネットサーフィンしたら1時間経ってたりしますからね笑
それだけスマホには中毒性があるってことなので、シングルタスクを意識するならこれらの誘惑も排除しましょう。
もちろんスマホ以外にもマンガやテレビなども当てはまります。
つまるところ、あなたがなにげなく手を出してる娯楽はマルチタスクを起こしやすいので、意識的に遠ざけておくといいです。
スマホなら部屋の外に出す。テレビならコンセントを抜く。マンガならクローゼットにしまう。
こんな風に誘惑を遠ざける工夫をしてみてください。
作業を時間で管理すれば、無駄な思考も入ってこない
最後は思考をシングルタスクにする方法を紹介しておきます。
カンタンに言うと「作業にタイムリミットを設けて、時間が来るまで集中する」というテクニックです。
専門的にはポモドーロテクニックというのですが、タイムリミットを作ることで意識が作業だけに向くんですよね。
見た目は集中していても頭の中で他のことを考えたりしませんか?
勉強しながら「今日の晩飯なににしよう、、、あ、はらへった」みたいな笑
これではマルチタスクと同じなので、作業に時間制限を作ることで意識を1つに向けさせるんです。
具体的には「25分作業して5分休む」というのが一般的な方法ですが、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
これらのテクニックも参考にしながらぜひシングルタスクを意識してみてください!
▽内向型に関する参考書籍
ぼくが内向型の特徴を知ったのがこちらの本。
内向型の脳はどうなっているのか?どうしたらそんな自分を活かせるのか?という話をエビデンスを交えて解説してくれます。
レビューは「【感想】考えすぎるあなたへ。「内向型を強みにする」を読んでみたら、かなり気持ちが楽になったよ」でしています。
内向型にもう一歩踏み込んで、具体的にどうすれば活かせるの?内向型は外向的になれないの?
というテーマに触れているのがこちらの本。
THE内向型のぼくとしては希望の光になりましたね。
内向型とは少し異なりますが、HSP(繊細過ぎる人)はどうすれば生きやすくなるのか?というテーマを扱ってます。
読んだ感想としてはHSPも内向型もかなり共通点があると思っていて、ぼくは読んで心がラクになりました。
「【書評】「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本を読んでみた感想!」でレビューもしてるので、余裕があれば読んでみてください。
以上、内向型人間はマルチタスクが苦手なのでシングルタスクを意識すべし! という話でした。
ではでは!
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