ども!内向型ブロガーのカンノ(@kanno414)です。

自分はストレスを抱えやすいタイプなんだけど、さすがに嫌だ!もう少し強い心を持ちたい!
そう思ったので、今回は「ストレスを操るメンタル強化術」という本を読んでみました。
ひと通り読んでみた感想としては、、、
○ストレスを抱えやすい人
○メンタルが不安定で打たれ弱い人
○いつも考えすぎる内向的な人
こんな人におすすめできると思いましたよ。
かく言うぼくも実はメンタルが弱く、ストレスを抱えやすい内向的なタイプでして笑
いつも心が乱れまくっていたのですが、本書に書いてあることを実践していくと徐々にメンタルが安定してきた実感があります。
「こんな自分は変えられない!でも本当は変えたい!」
そう思ってる人にこそ読んで欲しい一冊なので、興味ある人はどうぞ。
「ストレスを操るメンタル強化術」とは?
本書は、メンタルが弱い人に、「強くなれ」と要求するような本ではありません。
メンタルが弱い人だからこそ持っているリソースを使って、無理なく強いメンタルを手に入れられるメソッドを提案したいのです。
そのリソースとは、 ・ストレス ・失敗と挫折 ・内向的な性格、この3つです。
通常は、ネガティブな意味付けをされがちなこれらの要素こそが、メンタルを強くする上での味方となり、武器となる。メンタルが弱い人が自分らしい強さを手に入れ、成功するための土台になる。
そのことをあなたにお伝えし、具体的なノウハウを伝授するのが本書の目的なのです。
この本を最後まで読んでいただければ、あなたが感じている自分の「弱さ」こそが、メンタルの「強さ」をつくる原材料となることに気づけるでしょう。
著者はテレビでもおなじみのメンタリストDaiGoさん。
ぼくはDaiGoさんの著書はいくつも読んでますが、そのどれもがエビデンス(科学的根拠)をベースにした知識を紹介してるんですよね。
なので、実際に多くの人に効果が期待できるテクニックばかりでして、いつも楽しく読んでます。
そんな著者が今回書いたのは「科学的にメンタルを強化する方法」でした。
メンタルが弱い、ストレスを抱えやすい、内向的な性格。
これらの一見するとマイナスな印象の性格ですが、実は使い方によってはプラスの方向に変えていけるそうなんです。
「自分の弱さを強さに変えていく」
そんな具体的な技術を紹介してるのが「ストレスを操るメンタル強化術」でした。
「ストレスを操るメンタル強化術」を読んでおもしろかったポイント
ここからは本書を読んで個人的に気になるポイントをまとめてみました。
読書はコスパ抜群のストレス解消法だった!
イギリスのサセックス大学の研究によると、読書をする人は、しない人に比べて、ストレスが 68 パーセントも低下するという結果が出ました。
ストレス解消と言えば友だちと遊んだり、おいしいものを食べたりという印象がありますよね。
ですが、実は読書をするだけでもストレス解消に効くそうなんです!
これは本が好きな内向的な人に朗報ですよね。
しかも読書をする人としない人ではストレス解消度が68%も違うそうなので、効果はかなり大きそう。
「でも、読書をしてストレス解消できた気がしないんだけど、、」
という人がいるかもですが、事前に「読書でストレス解消になる!」という知識を知るだけでも、効果を実感しやすくなるのでぜひ試してみてください。
自分の気持ちを隠さずすべて紙に書き出そう!
自分の思ったことや感情を紙に書く ことです。 ストレスはほとんどの場合、「自分をよく見せよう」「自分の感情を抑えよう」と思ったときに起こります。そうするとメンタルが弱くなりますから、自分の感じたことを素直に紙に書いて吐き出すのです。
もう1つのストレス解消法として「自分の感情や考えをすべて書き出す」ことをおすすめしてました。
これは「エクスプレッシブライティング」というテクニックなのですが、ストレスを抱える人ほど内側にため込みやすいんですよね。
なので、その感情を外に出してあげるだけでもストレス発散になりますし、自分のストレスを客観視する機会にもなります。
抑えよう!隠そう!見ないようにしよう!
濁った水が腐るように、人間もそう思うほどメンタルが弱くなるので、このテクニックは定期的にやるといいでしょうね。
ぼくもなんとなく不安なときは感情を紙に書き出してスッキリさせてます。
ストレスは成長のエネルギー源
「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるのではなくて、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えること なのです。
ぼくが本書の中で一番かんがえ心に響いたのがこの言葉。
「ストレスは敵ではなく、自分の味方だと考える」ことが自分を成長させるそうなんです。
でもたしかに、不安や緊張から逃げてばかりいては致命傷は避けられるかもしれませんが、挑戦はできませんよね。
挑戦しなければ自分を変えるのは難しいので一生今のままです。
ですが、不安などのストレスがやってきたら「お!挑戦するエネルギー源が出てきた!」と思えれば、ストレスは友だちになります。
実際ぼくもストレスを感じたときはこの考え方を使うことで前向きになれましたからね!
内向的な人は自分の環境に気をつけるべし
内向的な人は、繊細で感受性が強いがゆえに周囲の影響も受けやすい。ということは、誰から影響を受けるのかが重要です。つまり、 友人や師匠・メンターなどを適切に選ばないと、ひどいことになってしまいます。
本書では内向型の人についても言及してました。
ちなみに内向型って何?という人は「【感想】考えすぎるあなたへ。「内向型を強みにする」を読んでみたら、かなり気持ちが楽になったよ」を参考にどうぞ。
ざっくり言うと内向型とは「繊細で外部の刺激に敏感な人」なのですが、本書ではそんな内向的な人は環境に気をつけるのがいいそうです。
というのも、内向的な人はその性質ゆえに周りから影響を受けやすいんですよね。
その影響は良くも悪くも当人を左右するので、「自分にとって心地いい環境を選ぶ」のが大事になるようです。
好きな人、モノ、場所、趣味など、、、ぜひあなた好みの環境にしてみてください。
内向的な人は「コアパーソナルプロジェクト」を見つけよう
大事なことは、コア・パーソナル・プロジェクトを見付け、そこに没頭することで、自然に外向性が発揮できるようになるのを待つことなのです。
内向的な人は通常外向的に振る舞うのは苦手なんですが、唯一「コアパーソナルプロジェクト」を見つけたときは別になります。
コアパーソナルプロジェクトとは「情熱をもって取り組める課題」のことでして、これがあると内向型でも外向性が発揮できるそう。
例えばオタクな人が大好きなアニメの話になると饒舌になるのに近いですね。
そういうあなたが「楽しくてたまらない作業」を見つけて没頭できれば、自然と外向性が身につくんです。
内向的な人こそ好きなものにうんとハマれ!ってことですね。
「ストレスを操るメンタル強化術」を読んで他にもよかったポイントまとめ
この記事で紹介しきれなかったポイントをまとめて紹介しておきます!
・自分の感情や不安な気持ちをしっかり認められる人は、緊張したり不安に 苛まれたときにネガティブな感情を感じづらくなります。
・ストレスのない人生は、自分の本当の望みから逃げた人生
・現在のリスクを取ることは、将来のリスク回避につながる
・孤独な時間を大事にしつつ、自分の才能を伸ばす努力に打ち込みましょう
・いきなり大きな変化を自分に強いようとせず、無理のない小さな変化を積み重ねていく。
個人的に不安やストレスを抱えやすい人には金言ばかりだと思ってます。
本書を読むだけでも、これまでの漠然とした生きづらさが解消されると思うので興味があればどうぞ。
まとめ:メンタリストDaiGoの「ストレスを操るメンタル強化術」を読んでみた感想
こんな人におすすめ
○ストレスを抱えやすい人
○メンタルが不安定で打たれ弱い人
○いつも考えすぎる内向的な人
ストレスは悪いものだ!不安症な自分はダメなんだ!内向的な性格を直さなくちゃ!
今までぼくはこんな風に思ってましたが、本書を読むことでその考え方が180度変わりました。
一見すると弱みにみえる性格も、捉え方を変えるだけで強みになる。
「こんな簡単な話だったのか!」と読み進めるうちに心が軽くなりましたね。
今、漠然とした生きづらさを感じてる人はよければ手に取ってみてください。
おまけ:メンタリストDaiGoさんの書籍はいろいろ読んでます
メンタリストDaiGoさんの本は良書が多くていくつも読んでまして、、、
こちらにぼくが「これはよかった!」と思える本を紹介しておきますね。
ダイゴさんの本で一番売れてるのは「自分を操る超集中力」ですね。
どうしたら集中力を発揮できるのか?という疑問に科学的に回答してくれてます。
この本に書いてあることを知ればマジで誰でも集中力はアップしますね。
好きなことを仕事に!!というのはある種ブームになってますが、実際どうすればいいの?というかできるの?
そんな疑問を持つ人も多いはず。
この本ではDaiGoさん自身が好きなことを仕事にしてる経験と科学的な根拠にもとづいた知識を紹介してます。
好きなことで少しでも稼いでみたい人は一読しておくといいですよ。
あなたの周りになぜか助けてもらえて、それでも愛されてる人っていませんか?
そんな言わば「世渡り上手」な人の特徴を心理的に分析したのがこちらの本。
いろんな心理テクニックが出てくるので人間心理を深めたい人にもおすすめです。
以上、【書評】ストレスを操るメンタル強化術を読んでみた感想!考えすぎる内向型に読んで欲しい一冊という話でした。
ではでは!
コメント