
更新日:2019/6/4
どもども!チャリブロガーのカンノです。

自転車で初めての本格ソロキャンプにチャレンジしてきたよ!
ソロキャンプを目的にした旅がしたいなぁ。
と思ってこれまで準備を進めていたのですが、今回ついに実現することができました。
○ ソロキャンプってどんなもの?
○ 自転車でキャンプなんてできるの?
○ それ一人でやって楽しい?
この記事ではそんな疑問を持った人に向けて、体験記っぽくぼくの旅を語ろうと思います。
ソロキャンプやチャリ旅に興味のある人はよければ参考にしてみてくださいね。

ソロキャンプ×チャリ旅はいいぞ!
荷造りを整え、いざ自転車でソロキャンプへ!
ソロキャンプツーリング前日。
「う~む、明日はなにをもっていこうかなぁ(ガサゴソ)」
明日は久しぶりのキャンプツーリングということで、ぼくは自分の装備とにらめっこしていた。
過去に日本一周や北海道を旅したことがあるのでそれなりにスキルはあると思っているが、なにぶん今回はソロキャンプがメイン。
過去の経験をいったん忘れ、ソロキャンプが楽しくなるような装備選びを心がけてみた。
「よしっ!まあこれでいいでしょ!」
気づけば時刻は0時を過ぎようとしていたので、ぼくは急いで荷造りを済ませ床に就いた。
本日はソロキャンプツーリングに行ってきます!
と言っても目的はソロキャンプなのでチャリは移動手段なんですけどね。笑
「ゆるキャン△」を見て意識を高めたオレは強いぞ😇いざ参る! https://t.co/NJGLaYIs0K
そして当日!!
「よいしょっと!まあこんな感じかな」
相棒の自転車にテントや寝袋などのキャンプ道具を積ませ、準備は完了だ!
「さて、久しぶりのキャンプツーリングといきますか!」
ひとつまみの不安と胸いっぱいの期待を抱えながら、ぼくの心は今日の秋空のように澄みきっていた。
ちなみに自転車をキャンプ仕様にしたい人はこちらの記事を参考にどうぞ。
キャンプ場まではつかの間の自転車旅。景色を眺めながらのんびり進む
目的地のキャンプ場までは自転車で1時間ほど。
そこまでの距離じゃないのでつかの間の自転車旅を楽しむとしよう。
「おっと、、、、やっぱり最初は慣れないなぁ」
荷物を積んだ自転車はどうしてもバランスが悪くなるため、こぐのにちょっとしたコツがいる。
右に左に揺られながらハンドルを握ってると、少しずつ感覚を取り戻してきた!
シャーー!!!
「あはっ!」一度つかめばあとはペダルのリズムにあわせて体が進んでいく。
それと同時にまわりの景色もゆっくりと変化し、住み慣れた街を離れ自由になるこの瞬間。
「これだからチャリが好きなんだよな~!」
そんなことを思いながら気づけばキャンプ場についていた。
本日のキャンプ場に到着!さっそく自分の城を作りますぞ
1時間ちょっとでキャンプ場に到着!
家から近いとはいえキャンプサイト独特のこの自由な雰囲気が好きなんですよね。
平日なので案の定独り占め(笑)
これからテントを張ってひたすらのんびりします🏕 https://t.co/6yjykvXrxs
さっそく受付を済ませ、自転車と一緒に足早にキャンプ場へ。
「ついた~~!そしてやっぱり誰もいない~~!!」
9月も終わりに近づいたとある平日だったので、案の定キャンプサイトには誰もいなかった。笑
いるのは変わり者の男(ぼく)と変わった見た目のチャリだけだ。
その場で深く呼吸してみると自然の匂いにまぎれてキンモクセイの香りがする。
「もう秋だ。」
騒々しかったセミたちの声もあとはツクツクボウシの独唱になっていた。
「これから寒くなるなぁ、、、」
そんなことを思いながらキャンプ道具を自転車から取り外し、自分の城を組み立てていく。
淹れたてコーヒーに読書。自然の中でゆったりとした時間が流れる
テント設営も完了して今は絶賛ダラダラ中。
コーヒーを淹れて本を読みながら自然の音に耳をすませます。
、、、しまりん。ソロキャンプめちゃくちゃいいぞ! https://t.co/mFsYJoJsbD
慣れた手つきでテントを組み立てていき、中にマットとシュラフをセッティング。
テントの外にはテーブルとイスを置けば準備完了だ!
事前に用意していたお菓子を食べながら、バーナーで湯を沸かしてコーヒーをすする。
淹れたてコーヒーから煙るこの香りはなんて魅力的なんだろう。。。
ひと段落付いたところで今度は持ってきた本をパラパラと読みながらその世界に浸ってみる。
ぼくが持ってきたのは日本一周のきっかけにもなったこの本。
自転車で世界一周を果たした石田ゆうすけさんの旅エッセイだ!
自転車で旅したことがない人でも冒険心をくすぐられる「情感たっぷりの一冊」なので興味があれば読んでほしい。
夕暮れとともにキャンプ飯づくり!今晩は念願の「あのグルメ」を食らう!
本日のキャンプ飯は「ゆるキャン△」で登場したスープパスタを作ってみました!
カルボナーラのようなコクとクリームシチューのような濃厚さが相まってうまい!😃
こんなグルメをしまりんは食べていたのか、、、(ジェラシー)
#ゆるキャンΔ… https://t.co/dTIksS97yN
ぼくはアニメが好きで毎クール欠かさずチェックしてるのだが、中でも最高だったのが「ゆるキャン△」という作品だ!
内容は「女子高生たちがゆる~くキャンプをする!」という文字通りゆるいストーリーで、キャンプ欲をそそられる良作なのでぜひ見てほしい。
そんな作品の中で登場するのが今回ぼくが作った「スープパスタ」である。
鍋1つでカンタンにつくれて、なおかつ美味い。
「ハフハフ!」言いながら寒空の下で一心不乱に食べれるというのもGOOD!
ゆるキャンを見てすっかりその気になってしまったぼくを誰も止められはしなかった。
詳しいレシピや作り方は別の記事にまとめたので、気になる人はこちらをみてほしい。
テントの中で夜を迎える。初めての本格ソロキャンプに思いを馳せてみます。
昨晩から準備をはじめ、今日は自転車でキャンプ場まで移動しあれやこれやとしてる間にもう夜だ。
夕食であまった牛乳を温め、一息つきながらこのキャンプに思いをはせてみる。
「一人でキャンプしてなにが楽しいの?」
これは「ソロキャンプするんだ!」といったとき、友人から言われた言葉だ。
「う~ん、いったいぼくは何が楽しくてこんなことしてるのだろうか?」
1人で好きなことができる自由。自然の中に身を置く非日常。外でご飯を食べるおいしさ。
わざわざ手間をかけて準備してきた時間。ゆっくりと自分について考える余裕。
いろいろ思いつくことはあるけれど、そのどれもに確信はない。
思えばぼくは自転車旅やキャンプなど、はっきりとした答えのないようなものばかりしてる気がする。笑
、、、、、考えだしたら止まらないので「この問い」はミルクとともに胃に流しこむとしよう。
翌日も快晴!セルフ喫茶店を開いて最後までのんびりモード
おはようございます🌞
こちらが朝のキャンプ飯になります。
愛知県民なのでトースト&コーヒーというモーニングな組み合わせ。
だが、それがいい!
お気に入りの音楽でも聴いてセルフ喫茶店でも開いておきますね😇 https://t.co/UxQRDdhTGR
目を覚ましたらテントが日に照らされて半透明になっている。どうやら朝が来たようだ!
んぐっと背伸びをしてカラダを起こしたら、さっそく朝食の準備を始める。
淹れたてコーヒーにこんがりチーズとベーコンをのせたトーストをいただく。
ぼくは愛知県民というのもあって喫茶店の「モーニング」のような朝食が好きなのだ。
サクッとしたトーストにかぶりつき、何回か噛むとチーズとベーコンのうま味が口の中にあふれる。
そのあとを追うようにアツアツのコーヒーを胃に流しこめば、これでスイッチはONだ!
「やっぱりキャンプの朝はこれだよなぁ!」
ひとりニヤニヤしながらテントをしまい、荷物をまとめて帰宅準備をしていく。
「よしっ!これで元通り!」
一晩お世話になった地面に別れを告げ、自転車に荷物をくくりつけていく。
ペダルに足を乗せ「よいしょ」っと力を入れるとゆっくり景色が流れ始める。
「ソロキャンプ、、、楽しかったなぁ」
昨日の夜に問いかけた質問の答えは、どうしようもなく曖昧でシンプルだったのだ。
キャンプの帰りはやっぱりこれ!兎にも角にも温泉でしょう。
キャンプ場を出て、帰り道の温泉でまったり♨️
「キャンプしたら温泉に入る」というのはもはやセット販売ですよね笑
特になにをしたわけではありませんが、お風呂に入れば眠くなります。。。

そのまま帰るのも味気なかったので帰りは近くの温泉に立ち寄ってみた!
思えば昨日はお風呂に入るのをすっかり忘れていて、なんとなくカラダがムズムズする。
・・・・ザッバァ~~ン!
「あぁ~、最高!!最高だ~!!!」
ここまでの疲れと汚れを温泉がすべて洗い流してくれるような気がする。
この気持ちよさは自転車で来なければ味わえなかったもの。
めんどくさくて大変だからこそ、最後に得られる満足感もひとしおなのだ!
自分で苦労を用意してそれを温泉で洗い流すなんて「ドMじゃないか!」と言われれば否定できない。笑

でも、一見ムダに思えることのなかに楽しさがあったりするんだよね(いいわけ)
これを読んでくれたあなたもよければやってみませんか?やりませんか、そうですか。。。
最後はポタリングを楽しみながら帰還です。
帰宅途中に偶然、彼岸花が見ごろなサイクリングロードに遭遇!
今日は天気もいいので彼岸花の真っ赤な色が映えますね。
のんびりポタリングしながら帰路につきます🚲 https://t.co/0PKfwL5VMJ
温泉で火照ったカラダを冷ますように自転車を走らせていると
「おや?なにやら人がたくさん集まっている、、、なんだ?」
そう思って近づいてみると無数の彼岸花が川沿いを埋めつくしていました!
おぉ、、、
今日の青空と相まって彼岸花の赤色が映えます。
偶然なのはわかってますが、今日キャンプをしなければこの景色に出会えなかったと思うと不思議なめぐり合わせですよね。
旅に出なければ、外に出なければ、一歩踏み出さなければ出会えないものがある。
そんなカンタンなことをこの旅で学んだような気がします。
後日談。というか今回のオチ
ソロキャンプツーリングから帰還!
一泊二日でサクッとやってみた感想としては
・相変わらず積載チャリは重い
・ソロキャンプは死ぬほど自由
・キャンプ目的だとご飯にこだわれる
・自然の中はどうしたって気持ちがいい
【結論】ダラダラとし… https://t.co/hUW5G9SXhJ
家に帰り、愛猫ちゃんをなでながら今回の旅を振り返ってみたのですが
ダラダラとした非日常を送りたい人におすすめ!
という結論に至りました。笑
移動手段は自転車でもバイクでも車でもいいのですが、ダラダラする場所を自宅から外に移すだけでも随分気持ちがいいものです。
さて、ここまでぼくのソロキャンプツーリングを語ってみましたがいかがでしたか?
退屈そう。つまらなそう。暇人の所業。
などなどいろんな感想があるかもしれませんね(泣)
ですが、少しでも興味を持ってくれる人がいたらぜひチャレンジしてみてください。

この記事があなたの背中を少しでも押せたらなによりだよ!
ちなみに当ブログではソロキャンプや自転車旅のノウハウを紹介しています。
興味を持ってくれるマニアックなあなたの参考になれば幸いです。
▽ ソロキャンプノウハウはこちら
▽ 自転車旅ノウハウはこちら
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○ 【やり方】初めて自転車旅行をするのに必要なノウハウと5つの用意【コツ】
○ 【初心者向け】自転車旅行とは?現役チャリダーのぼくが経験した6種類のチャリ旅をまとめて紹介!おすすめや難易度はある?
以上、【自転車旅行記】初めてのソロキャンプに挑戦!一泊二日のゆるっとツーリング という話でした。
では~!
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