どもども!ブロガーのカンノ(@kanno414)です。

巷にあふれてる自己啓発本ってうさん臭くない?
と思ったので、今回は「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」という本を読んでみました。
実際に読み終えた感想としては、、、
○ 根拠のある成功法則を知りたい
○ 長くてもいいから真実を知りたい
○ 正しい事実を知って自分をよりよくしたい
という人におすすめだと思いました。
「成功」をテーマにした本は溢れかえるほど出てますが、科学的根拠を示した本はかなりレアだと思います。
真実を知りたい人はよければ手に取ってみてください。
「残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」とは?
世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー。
あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法、ぜんぶ最新の証拠(エビデンス)をつけて教えます!
アダム・グラント、ダニエル・ピンク・・・有名作家がこぞって絶賛!
「ニューヨーク・タイムズ」や「ウォール・ストリート・ジャーナル」で
何度も記事が引用されている「米最重要ブロガー」衝撃のデビュー作!
著者はアメリカの大人気ブログ「Barking Up The Wrong Tree」の執筆者であるバーカーエリックさん。
根拠を提示した説得力のある記事が反響を呼び、多くのメディアに取り上げられるようになったことが書籍の出版に至ったそう。
そんなアメリカの大人気ブロガーが贈る「科学的根拠に基づいた成功法則」を紹介してるのが本書になります!
これだけ書くと「え、英語の本なの?」と思われるかもですが、しっかり日本語に翻訳されてるので安心してください。
また、読んでいて思いましたが内容がぎっしり詰まってるのでわりと厚めです。
とはいえ、論拠を示しながらわかりやすくユニークに語ってくれるのでストレスなく読めましたよ!

これだけ根拠を示してくれる自己啓発本は他にはないと思ったよ
個人的におもしろいと思ったポイントを紹介

ここからは本書を読んで「これは!」と思ったポイントを紹介するよ!
ルールに従う生き方は成功を生まない
ルールに従う生き方は、成功を生まない。良くも悪くも両極端を排除するからだ。おおむね安泰で負のリスクを排除するかわりに、目覚ましい功績の芽も摘んでしまう。
現代社会では学校でも会社でも「ルールを守る優等生」が正しいとされてますよね。
ですが、そんな社会のルールに従う忠実な人ほど成功は生みにくいそうなんです。
じゃあ成功したいなら不良になれ!って言うのか?と言われればそういうわけでもないんですよね。
ルールに従っていれば安定や安泰を得る代わりに、リスクを取らないので目覚ましい結果も得にくい。
反対にルールを破ればリスクを負う代わりに、誰も成しえない成果を出せるかもしれません。
ここからわかるのは、成功するにはリスクを取って既存のルールを破るのが必要条件と言えそうです。
私たちは「最良」になろうとしてあまりに多くの時間を費やすが、多くの場合「最良」とはたんに世間並みということだ。
卓越した人になるには、一風変わった人間になるべきだ。そのためには、世間一般の尺度に従っていてはいけない。
世間は、自分たちが求めるものを必ずしも知らないからだ。むしろ、あなたなりの一番の個性こそが真の「最良」を意味する。
世間一般で言う「最良」ではなく、自分が心から「最良」と思える姿を追い求めることが成功につながりやすいんですよね。
あなたにとっての「最良」とはなんでしょうか?
自分のタイプを知る
自分を成功に導いてくれる道筋があることをしっかり確認しよう。実直な人びとは学校、あるいは、明らかな答えや既定のコースがある場所で功績をあげられるが、決まった道がないところでは、かなり苦戦することになる。調査によると、失業したとき、彼らの幸福度は、そこまで実直でない人びとに比べ、一二〇%低下するという。道筋がないと迷子になってしまうからだ。
とはいえ、誰もがアーティストや有名人、起業家になって成功しよう!というのは極論ですよね。笑
そこで本書では「自分がどんなタイプか」を知ることが、自分なりの成功への道筋になると言ってました。
どちらかというと規格外で、アーティストなど「ふるいにかけられていない」タイプだったら? その場合、既存の体制に従おうとしても、成果が限られるかもしれない。それよりは、自分自身で道を切り開こう。
あなたはルールに従うのが得意な人?それとも縛られると不自由を感じる人でしょうか?
自分にタイプがあると知れば、「成功の形は1つではない」と知ることができますよね。
この事実を知らなければ世間一般で言う成功者のイメージに引っ張られて、仮にそこへたどり着いても満たされることがないかもしれません。
あなたはどうですか?どんなタイプの人でしょうか?
人は環境の影響を強く受ける
仕事を選ぶときには、一緒に働くことになる人びとをよく見ることですね。というのは、あなたが彼らのようになる可能性が高いからで、その逆はない。あなたが彼らを変えることはできないのです。何となく自分と合わないと思うなら、その仕事はうまくきません。
人は環境の影響を強く受ける。
本書では1000人の被験者を子どもの頃から亡くなるまで追跡調査した「ターマン調査」を根拠に挙げていました。
そこでは、人間がどのような振る舞いをするのか?というのは周りの人によって決定されるとわかったそうです。
つまり「あなたの近くにいる人のような存在に自分もなる可能性が高い」ということ
この事実を知ったときは驚きましたね。
というのも、自分が嫌いな人と過ごしていれば自分もその人に近づくことになるわけですよ!
反対に自分が尊敬してる人や好きな人と過ごせば自分もその人に近づくことができます。
自分は自分で変えられる。と思い込んでましたが、環境を選ぶことは自分をよりよくするのに必要なことなんですね。
あなたの周りにはどんな人がいるでしょうか?
生活の中にゲームを取り入れる
生活にゲームの仕組みを活かせば、退屈な瞬間を愉快なものに変えられる。これを応用すれば、私たちは俄然仕事に打ち込めるようになり、人生でも成功をおさめられるだろうか? もちろん! 仕事はもうつまらないゲームではなくなる。
あなたも一度はゲームに熱中した時期があるのではないでしょうか?
ぼくは小学生の頃にハマってましたが、宿題や親の言うことはほったらかしにして毎日ゲームをしてた記憶があります。笑
本書では誰もハマるゲームの仕組みを生活の中に取り入れれば、毎日を楽しく過ごせると言ってました。
たしかに仕事や家事などの「やらなければいけないこと」がゲームになると考えたらそれは面白そうですよね~。
では、ゲームの仕組みとはいったいどんなものでしょうか?本書では以下のように説明していました。
面白いゲームに含まれる共通要素は、勝てること(Winnable)、斬新であること(Novel)、目標(Goals)、 フィードバック(Feedback)の四つ
○ 勝てること
○ 斬新であること
○ 目標
○ フィードバック
これらの要素がそろえばどんなことでも面白いゲームのように人は感じるそうです。
あなたが退屈だと思ってることがあれば、ぜひそこにゲームを取り入れてみてください。
日常生活にゲームの要素を入れてみた具体例
もしかするとイメージが沸きにくいかもしれないので、1つ例を挙げておきますね。
【皿洗いの場合】
具体例○ 勝てること・・・5分で洗い物を終える(タイマーで計測)
○ 斬新であること・・・スポンジに洗剤をつけていいのは2回まで
○ 目標・・・たまってる洗い物をすべて片づける
○ フィードバック・・・家事スキルUP!
こんな感じでしょうか。
これならいつもの皿洗いが少しだけ楽しくなりますよね。
退屈だけどやらないといけないことがある人はぜひゲームの要素を取り入れてみてください!
あなたはどんなゲームをプレイしますか?
他にもいいと思ったポイントをまとめて紹介

本書を読んで他にもいいと思ったポイントをまとめて紹介するよ!
○ ユニークな資質とは、日ごろはネガティブな性質、欠点だと捉えられていながら、ある特殊な状況下で強みになるものだ。
○ 自分を改善することは大切な心がけだが、私たちの根本的な個性はそれほど変化しないことが研究でも示されている。
○ 自分をよく知り、正しい〝池〟を選択する。すなわち、自分なりの強みを見きわめ、それを最大限に活用できる場所を見つけるのである。
○ 努力を極めて成功を成し遂げることは、じつは利己主義を超越し、周囲と信頼し合い、協力関係を築くことを意味する。
○ 夢に描くことは、目標の達成前にご褒美としてもらってしまうので、肝心な目標達成に必要な活力を弱らせる。ただ夢見るばかりでは、その実現が阻害されることになる。
ビビっとくるフレーズがあれば本書を手に取ってみてください。
それは今のあなたに必要なことかもしれません。
まとめ : 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する を読んでみた感想

科学的な根拠はどんな成功談よりも勝るよね!
ありがちな自己啓発本だと「気合だ!ポジティブだ!」とか「俺の成功談なんだけど(ドヤ)」という内容のことって多いんですよね。
その点、本書の場合は豊富な論拠と統計に基づいた「万人に適した成功法則」を紹介していました。
おれもできたんだからお前にもできる!と情熱で動ける人もいますが、根拠がるからこそ動ける人もいると思うんですよね。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
豊富な情報源とユニークな文章で書かれた本書は純粋に読み物としてもおもしろかったです。
興味を持った人はよければ手に取ってみてください。
以上、【感想】残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する を読んでみた!エビデンスのある唯一無二の内容だ
では~!
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