どもども!ブロガーのカンノ(@kanno414)です。

内向型の人間は社会でどう生きていくのがいいのか?
ぼくは自分が内向型と気づいてからよくこういうことを考えてたんですよね。
そこで今回は「内向型の生き方戦略」という本を読んでみたので紹介していこうと思います。
○ 人付き合いは嫌いじゃないけど疲れる
○ ついあれこれ考えすぎる
○ もっと自分らしく生きたい
本書はそんな内向型の人にこそ読んで欲しい内容だったので参考にしてみてください。
内向型の生き方戦略「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案 とは?
・ 内向的な性格が原因で、周囲や社会にうまくついていけない人
・ 内向的な性格を、強みにしたい人
・ ネガティブで完璧主義な性格を、「なんとかしたい」と悩んでいる人
本書では、このような内向的な性格が原因で、生きづらさを感じている人向けに、その性格を活かした「心地よい生き方」ができる考え方を紹介しています。
なお、本書では「内向的な人が、どう外向的になれるのか」という内容は紹介していません。「内向性を活かす場を見つける」という側面に絞って、考え方を説明しています。
著者は「中村あやえもん」さんという方。
誰だよ!と思いつつもタイトルに惹かれて読んでみたのですが(ごめんなさい)
中村さん自身も内向型だそうで、そんな性質を活かして「大好きなことをして自由に生きる」というライフスタイルを実践してるようでした。
ちなみにブログもやってるようなので気になる人はこちらからどうぞ。
関連
○ あやえも研究所
本書ではそんな内向型な著者が同じく内向型の人だけに向けた「生き方戦略」を紹介していました。
内容はわかりやすくスラスラ読めるので、普段あまり本を読まない人でも大丈夫だと思いますよ。

内向型を熟知した人が教える「内向型の活かし方」なのでぼくも共感しながら読めたよ!
個人的におもしろいと思ったポイントを紹介!

本書を読んで「お!これは!」と思ったポイントを紹介していくよ!
自分が外向型か内向型か?は刺激への感度の違いによる
私たちは外向型、内向型という性質の違いを持ちますが、なぜそのような違いが生まれるのでしょうか。
結論から言うと、外向型と内向型の違いは、「刺激への感度の違い」によって引き起こされます。
まずはじめに驚いたのが「自分が外向型か内向型かどうか?」というのは刺激への感度の違いからわかるそう。
刺激への感度?んどういうこと?と思うかもしれませんね。
実は脳内には自分が楽しいかつまらないかを決める興奮物質があり、この物質が刺激に対してどれだけ放出されるかで感度がわかるそうです。
刺激に対してニブい人ほど外向型になり、刺激に対して鋭い人ほど内向型になります。
これは言い換えると、世の中には外向性が強い人と、内向性が強い人がいると言えます。
また、本書では刺激に対してニブい人ほど外向型になり、反対に刺激に対して鋭い人ほど内向型になると言ってました。
これを先ほどの刺激の感度に例えてみると、、、
刺激にニブい外向型は、日常的なことでは興奮物質が出にくくつまらないと感じがち。
なのでイベントに行ったり、大勢の人と遊んだりする刺激の強い経験を楽しく感じます。
一方刺激に鋭い内向型は、日常的な刺激でも興奮物質が出るので楽しく感じられるそう。
なので親しい人との食事や読書、自分の趣味など、比較的刺激の少ないと言われる経験を心地よく感じます。
いや~、知れば知るほど「うんうん!」と頷いちゃいますね。笑
ぼくは初対面や大勢の人がいる場所に行くと一瞬で疲れてしまうのですが、「刺激の感度が違う」とわかれば納得です。
親しい人とお茶をして、趣味を楽しんで、コーヒーを飲みながら本が読めれば最高ですからね。笑
あなたはどうですか?どのくらいの刺激がちょうどいいでしょうか。
「社会維持型」と「境地開拓型」という役割を知る
「安住の地に住み、生命をつなぐ役割の個体」と、「安住の地を出て新たな環境に進出し、進化を遂げて適応することで、生息可能領域を広げる役割の個体」という二つの種ができるようになりました。
本書ではおおまかに人間を2つの種類にわけていました。
1つが生命の維持、種の存続を担う「社会維持型」の人たち。
もう1つが新たな環境に飛びだし、種の可能性を広げる「境地開拓型」の人たちです。
それがどうしたの?と思われるかもしれませんが
実は外向型の人ほど「社会維持」に向いていて、内向型の人ほど「境地開拓」に向いた性質なんだそうです!
例えば外向型の人なら刺激に対して強いので、初対面の人や大勢の中でも気持ちよく振舞うことができます。
これは集団社会で生きるのに適した特性ですよね。
反対に内向型に人は刺激に弱いので、自分の内側の世界や考えを持っていることが多いそうです。
これは誰もが持っているような考えではないので、新たな可能性を見つける「境地開拓」に適してますよね。
だからと言って外向型には境地開拓は無理!内向型に社会生活は無理!
というわけではありませんが、「それぞれの性質に適した生き方がある」と知れるだけでも気持ちがラクになりますよね。
内向的な境地開拓型が進むべき道は好奇心が教えてくれ
境地開拓型にとって好奇心とは、境地へ向かわせてくれる方位磁石のようなものです。それに従っていれば自然と境地に出て、前人未踏の場所にたどり着くことができます。
じゃあ実際のところ境地開拓型の人間はどうすればいいの?
という疑問に対して、本書では「好奇心」を大事にしてほしいと言ってました。
好奇心とはつまり自分の好きなこと、長所、強み、興味などに言い換えれますね。
よくある例えですが、電球を発明したエジソンやiPhoneを作ったスティーブジョブズは誰かから命令されてそれらを作ったわけではありませんよね。
それは彼らが「作ってみたい!」とか「おもしろそう!」と好奇心をむき出しにしたからこそ生まれた物だと思います。
こういう話をすると「彼らには才能があったからだよ、、、」と思いますか?
今では有名な彼らですが、おそらく当時は周囲から相手にされなかったんじゃないかとぼくは思います。
それでも彼らは自分の好奇心を追い求めて今に至るわけです。
それなら自分を内向型だと認めたうえで、その強みを活かせる「好奇心」というコンパスを持った方が楽しく暮らせるような気がしました。
他にもいいと思ったポイントをまとめて紹介しておきます
今回紹介しきれなかったポイントをまとめてこちらに載せておきます!
○ 長時間他人と一緒にいることは、刺激にさらされ続けてストレスになりやすい
○ 一番の問題は境地開拓型の人までもが、「みんなの性質が当たり前。自分の性質が異常である」と思い込んでしまうこと
○ 社会維持型は「場」に興味を示し、境地開拓型は「個」に興味を示します
○ 社会維持型ほど職に安定を求めて、境地開拓型ほど能力に安定を求める
○ 開拓して、新たに気づき、喜び、楽しくその内容を教えるのが、境地開拓型の生き方
ビビビッとくる一文があればぜひ手に取ってみてください。
まとめ : 内向型の生き方戦略「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案 を読んでみた感想

内向型人間の生きるべき道が紹介されてる一冊だったよ!
○ どうしてこんなに考えすぎるんだろう、、、
○ なんで人と会うと疲れてしまうんだろう、、、
○ 自分の考え方や価値観はおかしいんじゃないか、、、
以前はそんな風に思っていたぼくでしたが、それは「自分が内向型なだけ」と知ってからはラクになりました。
そして今回紹介した「内向型の生き方戦略」ではそんな内向型人間がどうすれば自分らしくいられるか?を紐解いてくれたんですよね。
考えすぎも、みんなとノリが合わないのも個性。長所と短所は表裏一体なんですね。
ここまで読んでくれたあなたがもし、ぼくと同じような気持ちでいるならぜひ手に取ってみてください。

自分の性質を知るだけでも今よりずっと生きやすくなるよ!
以上、【感想】内向型の生き方戦略「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案を読んでみた! でした。
では~!
あわせて読みたい
○ 【感想】「他人の目」が気になる人へ~自分らしくのびのび生きるヒント~を読んでみた!
○ 【感想】考えすぎるあなたへ。「内向型を強みにする」を読んでみたら、かなり気持ちが楽になったよ
ちなみに今回紹介した本はKindle本(電子書籍)のみの出版みたいです。
スマホでも読めますが、紙の本のように快適に読書したい人は「Kindle Paperwhite」があるといいですよ。
ぼくも愛用してますが、いつでも手軽に本が読めるのは最高!!
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