更新日:2018/7/29
どもども!チャリブロガーのカンノです。
北陸地方は富山県に来ている僕ですが、ご覧のように超晴天。
立山連峰の絶景を眺めながら自転車をこぐのは気持ちがいいものですね。
ぼくが訪れたのは5月でしたがまだ雪山と言った様子で、富山の景色にしみじみしている僕をよそに、もう一人の僕が耳元でささやきます。
富山ブラック食べようぜ!
富山にはスープが真っ黒のご当地ラーメンがある。ということは愛知県人のぼくでも知ってました。
B級グルメには目がないぼくなので、ぜひとも味わってみたいと思ったんですよね。
というわけで今回は富山ブラックの紹介です!
まず「富山ブラック」とはいったいどんなラーメンなんでしょうか。
とりあえず引用してみました!
富山ブラック(とやまブラック)は、富山県富山市中心部発祥のご当地ラーメンである。
1955年頃、富山市中心部で富山大空襲の復興事業に従事していた食べ盛りな若者の昼食として、また汗をかく肉体労働者のための塩分補給として、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったのが起源である。(引用 –Wikipedia)
ふむふむ。
ざっくりいうと、戦後まもない頃に肉体労働者の食事と塩分補給をかねて作られたラーメン。ということみたいです。
また、塩分補給が目的だったため「濃い口醬油のブラックなスープ」になったんですね。
そのラーメンが巡り巡って現代の富山でも食べられてるのは歴史を感じます。
いまや名物グルメにまで取り上げられてますからね~。
では、そんな「富山ブラック」をさっそく味わいに行きましょう!
富山ブラックには「西町大喜」や「麺家いろは」などの有名店がありますが、なんせ世間はゴールデンウィーク。
ありえないほどの行列が出来ていたので、都心から少し離れたコチラの虎矢さんにお邪魔しました。
お昼時でも程よく空いた店内に入ると、さっそくメニューがありました。
ブラック(650円)
小虎(600円)あっさり
中虎(650円)こってり
あっさり味の小虎、こってり味の中虎など気になるメニューもありますが、今回の目的は富山ブラックです。
なので一番シンプルなブラック(650円)に麺を大盛(+100円)にして注文しておきました。
ちなみにランチタイムはサービスでライスもついてきますよ!
ついにやってきました。ライスを添えて、こちらが富山ブラックになります!
濃い、というかスープが真っ黒。
まさに「ブラック」というネーミングにぴったりの見た目でテンションがあがります。
内容はスープと麺にネギ、チャーシュー、ブラックペッパーというシンプルな組み合わせ。
食べる前から醤油スープとブラックペッパーの香りが嗅覚を刺激してきます!
「ではさっそく」とスープを一口すすります。
うわっ!超しょっぱいぞ!!なんだこれ笑
スープは見た目どおりすごく濃いです。というかしょっぱい!
想像以上にしょっぱいので、自分の血圧が一気に上がったような気分になりますね。
次はスープと麺を一緒に、「ズルズル~!」
中太のモチモチ麺が口いっぱいに入ってきて、噛むたびにスープの味わいが、、、、、、
というか、しょっぱいよ。
店内の看板には「鶏と野菜からとった出汁に濃い口の醤油を合わせて云々」と書いてありますが、それにしたってしょっぱい。
ライスと一緒に食べるとスープの塩味がいいバランスになっていけますが、スープと麺は単体で食べるとかなりキツイです。笑
ラーメンを食べ終える頃にはカラダの浸透圧が上がったのか、お水を何回もおかわりしちゃいました。
う~ん、富山ブラック恐るべし。こんなにパンチの効いたラーメンとは思ってませんでしたね。
なにはともあれ、ごちそうさまでした!
「地元の人は富山ブラックを食べることはほぼない」というのを富山出身の人に聞いたことがありましたが、いやはや納得。
こんなに塩分が高いものを毎日食べたら病気になってしまいます。笑
それでも、富山ブラックが残り続けているのは「知名度」、「インパクト」などの理由もあると思いますが、
冒頭でも書いた「富山ブラックの歴史の深さ」があるからではないでしょうか。
富山にお越しの際は、汗をたっぷりかいたらぜひラーメンを食べてみてください。笑
ほんとにしょっぱいので、それだけは注意ですよ!
[今回紹介したお店]
店名: 中華そば 「虎矢」
営業時間: 11:00~14:00
平日夜 18:00~翌3:30
休日夜 18:00~翌1:30
定休日: 無休
地図:
以上、富山の名物グルメ「富山ブラックラーメン」の正体を確かめてみた! でした
では~!!
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